第3回アジア男声合唱祭に参加して 男冥利 KLグリークラブ 牧野宏治


これだけ広い地域から約100人の男性が一堂に集まって合同曲を歌うとは、正直言って今までの私の頭では想定外のことでした。亀井先生を筆頭に参加者各人・それを支える皆さまの熱意に敬意を表します。

昨年2月、たまたま一ヶ月KLに試験滞在していたとき、第2回を拝聴させていただきました。皆さまがタキシードを着て歌っておられたのを見て、来るときは自分も持って来ようとその時決心し、遅まきながら区切りのよい11月から入団させていただきました。

第2回では上海に聴き惚れ今回に期待しておりましたが、単独がなく残念でした。それを今回少人数ながら踏ん張った香港の健闘を称えたいと思います。(比較的)大人数での合唱では昨年マーマーヨの「月光とピエロ」今年はKLの「Norman Luboff」が合唱祭の芯になったような気がします。相当数の観客を集める音楽会としては、やはりこういう選曲がないとお客さまを失望させてしまうと思います。少人数のグループでは、ゲネプロの時良かったのに、本番でトップテナーの疲れで音程がさがり、本来の力が発揮できていなかったのが多かったように感じました。それに反し、合同演奏は実力以上の能力を亀井先生は引き出すのに成功され、男冥利の気分を味わわせていただきました。

今回のマニラの合唱祭運営は、当初の心配をよそに会場選定を含め完璧だったのではないでしょうか。随所に工夫が凝らされ、全体的に大成功を収めました。関係者に感謝の気持ちで一杯です。今年は新参者で半人前ぐらいしか歌えませんでした。早く一人前に歌えるよう努力します。